テレビを処分するとき、リサイクル料金がいくらかかるのか気になっていませんか。テレビは家電リサイクル法の対象で、自治体の粗大ごみには出せません。処分には「家電リサイクル料金」と「収集・運搬料金」がかかり、サイズやメーカー、依頼先で総額が変わります。この記事では、15型以下/16型以上の区分別の料金、メーカー別の目安、郵便局でのリサイクル券の払い方、量販店の料金例までを料金表でまとめました。まだ使えるテレビなら買取で費用そのものを回避できる可能性もあわせて確認していきましょう。
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テレビのリサイクル料金は「2つの費用」で決まる

テレビは冷蔵庫・洗濯機・エアコンと並ぶ家電リサイクル法の対象品目です。家庭用のブラウン管式、液晶・有機EL・プラズマ式が対象で、自治体の粗大ごみや燃えないごみには原則出せません。
処分にかかる費用は、大きく2種類に分かれます。ひとつはメーカーごとに定められた「家電リサイクル料金」、もうひとつは運び出しにかかる「収集・運搬料金」です。この2つを合算した金額が、テレビを手放すときの総額になります。どの方法を選んでもリサイクル料金は基本的に同じで、変わるのはおもに収集・運搬料金です。自分で運べばこの運搬料金はかかりません。
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テレビのリサイクル料金はサイズで2区分
テレビのリサイクル料金は、画面サイズによって2つの区分に分かれます。まずは区分の考え方を押さえておきましょう。
ブラウン管テレビは「15型以下/16型以上」、液晶・有機EL・プラズマ式テレビは「15V型以下/16V型以上」で料金が変わります。家電リサイクル券センター(RKC)の2026年4月版料金表でも、この区分で掲載されています。16型(16V型)以上のほうが料金は高くなります。
サイズ区分別・メーカー別のリサイクル料金
主要メーカーのリサイクル料金の目安を、種類とサイズ区分でまとめました。いずれも税込で、家電リサイクル券センター(RKC)の「家電リサイクル料金一覧表2026年4月版」を基準にしています。
| 種類 | サイズ区分 | リサイクル料金の目安 |
|---|---|---|
| ブラウン管テレビ | 15型以下 | 1,320円または1,870円が中心 |
| ブラウン管テレビ | 16型以上 | 2,420円または2,970円が中心 |
| 液晶・有機EL・プラズマ式 | 15V型以下 | 1,870円が中心 |
| 液晶・有機EL・プラズマ式 | 16V型以上 | 2,970円が中心 |
| 指定法人・一部メーカー | 15V型以下 | 3,100円など |
| 指定法人・一部メーカー | 16V型以上 | 3,700円など |
同じサイズでも、パナソニックなどは低い区分、ソニー・シャープなどは高い区分というように、メーカーで金額が分かれます。最新の正確な金額は、メーカー名で家電リサイクル券センター(RKC)の料金表を検索して確認してください。
収集・運搬料金は依頼先で変わる
リサイクル料金に加えて、回収を依頼する場合は収集・運搬料金が上乗せされます。これは店舗や業者ごとに設定されており、おおむね1台あたり2,750円前後が目安です。自分で指定引取場所へ持ち込めば、この収集・運搬料金はかかりません。
なお、有機EL式テレビは令和6年度から家電リサイクル法の対象品目に追加されています。環境省の資料でもその旨が明記されています。
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テレビの処分方法と費用の総額
テレビを処分する主な方法を、費用と手間のバランスで一覧にしました。総額は「リサイクル料金+収集・運搬料金」で考えます。
| 方法 | 費用の目安 | 手間 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 指定引取場所へ自己搬入 | リサイクル料金のみ(運搬費0円) | 大きい | 車と人手があり費用を抑えたい人 |
| 買い替え時に購入店が引取 | リサイクル料金+収集運搬料 | 小さい | 新しいテレビに買い替える人 |
| 過去に買った店へ引取依頼 | リサイクル料金+収集運搬料 | 中くらい | 購入店がわかる人 |
| 家電量販店の回収サービス | リサイクル料金+2,750円〜 | 小〜中 | 近くに量販店がある人 |
| 不用品回収業者 | 2,000〜7,000円前後+リサイクル料金(民間相場) | 小さい | 急ぎ・他の不用品もまとめたい人 |
| リサイクルショップ・出張買取 | 0円〜買取額 | 小〜中 | まだ使えるテレビを売りたい人 |
| フリマ・オークション | 販売額-送料など | 大きい | 新しめで自力対応できる人 |
ポイントは、まだ映るテレビかどうかです。正常に使える液晶・有機ELテレビなら買取で処分費そのものをなくせる場合があり、古い・故障している場合は自己搬入や正規の回収ルートが基本になります。
家電量販店の料金例と総額
量販店に回収を頼む場合の料金例をまとめました。買い替えと同時か、回収のみかで金額が大きく変わります。
| 店舗・条件 | 料金例(リサイクル料金込み) |
|---|---|
| ヤマダ(液晶等16V型以上・主要メーカー) | 2,970円+収集運搬料2,750円=5,720円 |
| ケーズデンキ(買い替え・購入品処分) | リサイクル料金+収集運搬料2,750円 |
| ケーズデンキ(他店購入品の処分のみ) | リサイクル料金+収集運搬料6,050円〜 |
| ヨドバシ(同品目・同数・同日・同場所の買い替え回収) | リサイクル料金+搬送費550円 |
| ビックカメラ.com(引き取りのみ・液晶15V型以下) | 11,370円など |
回収のみの依頼は、買い替え時より割高になりやすい点に注意しましょう。料金は改定される場合があるため、依頼の直前に公式サイトで確認すると確実です。
自己搬入なら収集・運搬料金は無料
費用を最優先するなら、メーカーの指定引取場所への自己搬入が有力です。収集・運搬料金がかからず、家電リサイクル料金だけで済みます。たとえば液晶16V型以上の主要メーカー品なら、2,970円前後で処分できる計算になります。
車を出せて、運び出しの人手を確保できる人に向いた方法です。大型テレビは重く運搬の負担が大きいため、無理のない範囲で検討しましょう。指定引取場所の場所や受付時間は、事前に確認しておくと安心です。
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テレビのリサイクル料金の支払い方法
廃棄として処分する場合、リサイクル料金は家電リサイクル券を使って支払います。自分で運ぶ自己搬入か、店に回収を頼むかで手続きをする人が変わるため、支払いの流れを押さえておきましょう。
郵便局で家電リサイクル券に払い込む
自己搬入の場合は、全国の郵便局に備え付けの家電リサイクル券を使い、郵便局の窓口またはATMでリサイクル料金を払い込みます。払い込んだ控えとなる券を、指定引取場所へ持ち込む流れです。払込手数料が別途かかる場合があるため、金額は事前に確認しておきましょう。
券にはメーカー名と区分を正しく記入する
家電リサイクル券には、メーカー名、品目、大小の区分、リサイクル料金を正しく記入します。テレビは大きさで料金が異なるため、サイズ区分の誤記に注意が必要です。量販店や購入店に回収を依頼する場合は、料金を店側に支払えば券の手続きを代行してもらえることが一般的です。
型番とサイズを先に確認する
記入の前に、テレビ前面のパネル部や裏面の定格表示でメーカー名・型番・サイズを確認します。型番の最初の2桁が画面サイズになっている場合が多く、分からないときは画面の対角線でサイズを判別します。
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テレビの処分費用を安く抑える方法
同じテレビでも、運び出しを自分でするか、買い替えと同時に頼むかで総額は変わります。ここでは費用を抑えるための3つの考え方を整理しました。順番に見ていきましょう。
運べるなら自己搬入が最安になりやすい
車と人手を用意できるなら、指定引取場所への自己搬入が最も安くなりやすい方法です。収集・運搬料金がかからず、リサイクル料金だけで済みます。複数台をまとめて運べば、1回の手間で処分できます。
買い替えなら購入店の同時回収を使う
新しいテレビに買い替えるなら、配送と同時に古いテレビを引き取ってもらう方法が手軽です。搬入と搬出が一度で済み、回収のみを別日に頼むより収集・運搬料金を抑えやすくなります。注文時に引き取りを依頼し、合計額を確認しておきましょう。
まだ使えるテレビは買取で費用を回避する
正常に映る液晶・有機ELテレビなら、処分する前に買取を検討する価値があります。量販店で処分すると数千円の費用がかかる例があり、買取が成立すればこの支出をなくして現金を受け取れる可能性があります。捨てると費用がかかるテレビだからこそ、処分を決める前に一度、買取の可否を確認しておくと無駄がありません。
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捨てる前に買取の可否を確認する
リサイクル料金と収集・運搬料金を払って処分する前に、まず買取できないかを確かめておくと無駄がありません。量販店での処分では数千円の費用がかかりますが、買取が成立すれば、この費用を払わずに現金化できる可能性があります。
買取の対象になりやすいテレビ
値段がつきやすいのは、製造から年数が浅く、正常に映るテレビです。液晶・有機EL、国内の人気メーカー、40型以上などの需要があるサイズ、リモコン・スタンド・B-CASカードなどの付属品がそろっている、外観がきれいといった条件が重なるほど査定は有利になります。反対に、壊れたテレビやブラウン管は買取不可とする業者もあります。買取条件は業者ごとに差があるため、年式が古めでも一度確認してみる価値があります。査定不可だった場合は、家電リサイクル法のルートに戻して処分すれば安心です。
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無料回収をうたう業者に注意する
「無料で回収します」とチラシやネット広告、トラックの巡回で集める業者の中には、必要な許可を持たない無許可業者が含まれることがあります。経済産業省も、無許可業者による不法投棄や不適正処理、後からの高額請求、火災などの事例に注意を呼びかけています。「無料」と言いながら、積み込み後に高額を請求されるトラブルも紹介されています。
家電を適正に回収するには、自治体の一般廃棄物処理業許可を受けているか、自治体から委託されている必要があります。料金体系がはっきりしない、所在地や連絡先が不明確といった業者は避けましょう。買取を依頼する場合も、古物商許可の有無や口コミを確かめておくと安心です。
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テレビのリサイクル料金に関するよくある質問
最後に、テレビのリサイクル料金や処分でよく寄せられる質問をまとめました。料金や支払い、買取の可否など、判断に迷いやすいポイントを中心に整理しています。気になる項目から確認してみてください。
テレビのリサイクル料金は一番安くていくらですか
ブラウン管・液晶ともに15型(15V型)以下なら、主要メーカーで1,320〜1,870円程度が目安です。これにメーカーや依頼先による収集・運搬料金が加わります。自己搬入なら運搬料がかからず、リサイクル料金だけで済みます。
リサイクル券はどこで買えますか
自己搬入では、郵便局に備え付けの家電リサイクル券を使い、窓口またはATMでリサイクル料金を払い込みます。量販店や購入店に回収を頼む場合は、店側で手続きを代行してもらえることが一般的です。
壊れたテレビも引き取ってもらえますか
家電リサイクル法のルートなら、壊れていても対象テレビとして引き取ってもらえます。ただし買取は正常に映ることが前提になりやすく、壊れたテレビやブラウン管は買取が難しい場合があります。
本当に無料で処分する方法はありますか
廃棄として処分する場合はリサイクル料金が必要で、自己搬入でもこの料金はかかります。無料化できる可能性があるのは、買取・譲渡・フリマ売却が成立した場合です。
無料回収業者に出しても大丈夫ですか
無料・格安をうたう業者の一部は無許可で、高額請求や不法投棄のリスクがあります。経済産業省も注意を呼びかけています。許可の有無や料金、連絡先を確認してから利用しましょう。
チューナーレステレビは家電リサイクルの対象ですか
扱いが分かれやすいため注意が必要です。家電リサイクル券センター(RKC)はチューナーレステレビを対象外として扱い、ビックカメラもPCモニターとあわせて対象外と案内しています。処分前に対象かどうかを確認しましょう。
買取と処分はどちらを先に考えるべきですか
まだ正常に映る液晶・有機ELテレビなら、買取の確認が先です。量販店回収では数千円の費用がかかる一方、買取が成立すれば費用回避と現金化の可能性があります。売れなければ、家電リサイクル法のルートで処分に進むと無駄がありません。
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まとめ
テレビは家電リサイクル法の対象で、自治体の粗大ごみには出せません。費用は「リサイクル料金+収集・運搬料金」で決まり、サイズ区分やメーカー、依頼先で総額が変わります。
- リサイクル料金はサイズで2区分、16型(16V型)以上が高めになる
- 費用重視なら自己搬入で収集・運搬料金を0円にできる
- 正常に映るテレビは、まず買取で現金化できないか確認する
- 無料回収をうたう無許可業者には注意する

