買い替えや引っ越しで不要になったエアコンを、どう処分すればいいか迷っていませんか。エアコンは家電リサイクル法の対象で、自治体の粗大ごみには出せません。さらに、設置済みのエアコンは取り外し工事も必要になります。この記事では、6つの処分方法を費用と手間で比較し、リサイクル料金や取り外し料金の目安、安く手放すコツまで整理しました。まだ使えるエアコンなら、捨てる前に買取で現金化できる場合もあります。東京・神奈川・埼玉・千葉で処分を考えている方も参考にしてください。
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エアコンは家電リサイクル法の対象

家庭用エアコンは、冷蔵庫・テレビ・洗濯機と並ぶ家電リサイクル法の対象品目です。自治体の粗大ごみには出せず、メーカーによる再商品化が義務づけられています。
処分にかかる費用は、主に3つに分かれます。メーカーごとの「家電リサイクル料金」、運び出しの「収集・運搬料金」、そして設置済みエアコンの「取り外し工事費」です。テレビや冷蔵庫と違い、取り外しが必要になる点がエアコンの大きな特徴です。壁に固定されているため、処分の際はまず取り外し工事を考える必要があります。誰が取り外し、どのルートで引き取ってもらうかによって総額が変わるため、それぞれの目安を、このあと具体的に見ていきます。
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エアコンの処分方法6つを比較
エアコンを処分する主な方法は、次の6つです。まず費用と手間のバランスを一覧で確認しましょう。
| 方法 | 費用の目安 | 手間 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 指定引取場所へ自己搬入 | リサイクル料金のみ(運搬費0円・取り外しは別) | 大きい | 取り外し済みで運べる人 |
| 買い替え時に購入店が引取 | リサイクル料金+収集運搬+取り外し | 小さい | 新しいエアコンに買い替える人 |
| 過去に買った店へ引取依頼 | リサイクル料金+収集運搬+取り外し | 中くらい | 購入店がわかる人 |
| 家電量販店の回収サービス | 3,850円〜+取り外し | 小〜中 | 手続きを簡単にしたい人 |
| 不用品回収業者 | 取り外し・回収込み8,000円〜(民間相場) | 小さい | 自分で運べない人 |
| リサイクルショップ・出張買取 | 0円〜買取額 | 小さい | 動作する新しめのエアコン |
ポイントは、まだ使えるエアコンかどうかです。正常に動くなら、買取で処分費や取り外し費をまとめて相談できる場合があります。古い・故障している場合は、正規の回収ルートが基本になります。
指定引取場所への自己搬入
取り外し済みのエアコンを、郵便局で用意した家電リサイクル券とともに指定引取場所へ持ち込む方法です。収集・運搬料金がかからないため、廃棄のなかでは安く済みやすい方法です。料金はリサイクル料金と郵便局の振込手数料だけで済みます。ただし、取り外し工事と運搬を自分で手配する必要があり、エアコンの取り外しには専門知識がいるため、取り外しだけ業者に頼むケースもあります。指定引取場所は家電リサイクル券センターのサイトで検索できます。
買い替え時の購入店による引き取り
新しいエアコンを買うとき、取り付けと同時に古いエアコンを取り外して引き取ってもらう方法です。手続きをまとめて済ませられるのが利点です。料金や条件は店舗ごとに異なります。
過去に買った店への引き取り依頼
処分だけをしたい場合は、そのエアコンを買った店に引き取りを頼めます。家電リサイクル法で定められた正規ルートのひとつです。
家電量販店の回収サービス利用
量販店が用意する回収サービスを利用する方法です。料金が明確な一方、取り外しは別料金で、引取のみの依頼は費用が高くなる場合があります。
不用品回収業者への依頼
取り外しから運び出しまでまとめて任せたいときに便利です。エアコンの取り外しには専門の知識が必要なため、自分で外すのが難しい場合に向いています。日時を指定でき、他の不用品もまとめて回収してもらえるのも利点です。依頼先は、自治体の一般廃棄物処理業許可を受けているか、自治体から委託された業者に限られます。無料回収をうたう無許可業者はトラブルのもとになるため避けましょう(後述します)。
リサイクルショップ・出張買取での売却
まだ使えるエアコンなら、中古品として売れる可能性があります。買取が成立すれば処分費や取り外し費がかからず、現金を受け取れる場合もあります。取り外しの可否も含めて相談できる出張買取が便利です。
大型品や点数が多い場合も、自宅からまとめて相談できます。
エアコンの処分にかかる費用の目安
ここでは、廃棄処分にかかる費用を具体的に見ていきます。料金はメーカーや店舗で改定される場合があるため、処分の直前に公式サイトで確認すると確実です。
家電リサイクル料金の目安
エアコンのリサイクル料金は、テレビや冷蔵庫のようなサイズ区分ではなく、メーカーで変わります。主な目安は次のとおりです(税込)。
| メーカー例 | リサイクル料金 |
|---|---|
| パナソニック・東芝・ダイキン・コロナ | 550円 |
| 日立・シャープ・三菱電機 | 990円 |
| アクア・ハイアール等 | 1,034円 |
| アイリスオーヤマ・指定法人等 | 2,000円 |
2026年2月1日から、パナソニック・ダイキンなど一部メーカーが990円から550円に改定されています。最新の金額は家電リサイクル券センター(RKC)で確認してください。
収集・運搬料金と取り外し工事費
量販店に頼む場合は、リサイクル料金に収集・運搬料金が加わり、さらに取り外し工事費がかかります。
| 項目 | 料金の目安 |
|---|---|
| 収集・運搬料金(量販店) | 3,300円前後(リサイクル料金込みで3,850円〜) |
| 標準的な取り外し工事 | 4,400円 |
| 窓用エアコンの取り外し | 3,850円 |
| 壁面・天吊り・屋根置きの取り外し | 6,600円〜 |
たとえば購入時引取で3,850円、標準取り外しで4,400円なら、合計8,250円ほどになります。取り外し作業でポンプダウン(冷媒回収)ができない場合は、ガス回収の追加料金が発生することもあります。
自己搬入なら収集・運搬料金は無料
取り外し済みのエアコンを指定引取場所へ自分で運べるなら、収集・運搬料金はかかりません。リサイクル料金だけで済みます(郵便局で支払う場合は、別途払込手数料がかかることがあります)。取り外し費は別途必要です。
不用品回収業者の料金相場
不用品回収業者には全国一律の料金はありません。民間の相場としては、取り外し・回収込みで1台8,000円前後からが目安です。条件によって変わるため、見積もりで総額を確かめてから依頼しましょう。
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エアコンを処分する前の確認事項
スムーズに処分するために、事前に次の点を確認しておきましょう。エアコンは取り外し工事が前提になるため、誰が作業するかを先に決めておくことが大切です。あわせて、室内機・室外機がそろっているか、メーカーや型番がわかるかも確認しておくと、料金の見積もりや買取の相談がスムーズになります。
取り外しの手配を確認する
設置済みのエアコンは、取り外し工事が必要です。買い替えなら新品設置と同時に、処分だけなら回収業者や専門業者に依頼します。誰が取り外すかを先に決めておきましょう。
室内機・室外機をそろえる
エアコンは室内機・室外機が1セットの料金です。どちらか一方だけでも料金は変わりません。買取の場合も、セットがそろっているほうが有利です。
メーカー・型番を確認する
リサイクル料金はメーカーで変わります。郵便局方式では、メーカー名の確認が必要です。銘板の情報は冷媒フロンの回収に必要なため、リサイクル券を銘板の上に貼らないようにします。
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捨てる前に買取の可否を確認する
まだ正常に動くエアコンなら、処分前に買取を検討する価値があります。処分には費用がかかり、合計で8,000円を超えることもあります。買取が成立すれば現金を受け取れる場合もあります。買取の目安は、製造から5年以内で正常に動くエアコンです。
大型品や点数が多い場合も、自宅からまとめて相談できます。
無料回収をうたう業者に注意する
「無料で回収します」とうたう業者の中には、必要な許可を持たない無許可業者が含まれることがあります。経済産業省や環境省も、無許可業者による不法投棄やフロンの放出、後からの高額請求などに注意を呼びかけています。
家庭のエアコンを適正に回収するには、自治体の一般廃棄物処理業許可を受けているか、自治体から委託されている必要があります。料金や連絡先が不明確な業者は避けましょう。とくに、空き地や路上で「無料回収」を呼びかけるトラックや、チラシだけで会社の所在地がわからない業者には注意が必要です。依頼する前に、許可の有無や見積もりの総額、追加料金の条件を確認しておくと、後からのトラブルを防ぎやすくなります。まだ使えるエアコンであれば、こうした業者に渡す前に買取を検討するのも一つの方法です。
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エアコンの処分に関するよくある質問
最後に、エアコンの処分でよく寄せられる質問をまとめました。費用や取り外し、買取の可否など、迷いやすいポイントを整理しています。処分方法を選ぶ前に確認しておくと、自分に合ったルートを判断しやすくなります。
エアコンは自治体の粗大ごみに出せますか
出せません。家庭用エアコンは家電リサイクル法の対象のため、自治体の粗大ごみには出せません。購入店がわからない場合は、自治体が案内する回収方法や指定引取場所を確認しましょう。
壊れたエアコンも引き取ってもらえますか
家電リサイクル法のルートなら、故障していても回収の対象になり得ます。ただし電源が入らずポンプダウンできない場合は、ガス回収の追加料金がかかることがあります。買取は故障品だと難しい場合が多いです。
取り外しは誰がやってくれますか
買い替えなら設置業者が、処分だけなら回収業者や専門業者が取り外します。取り外しの可否や料金を、申し込み時に確認しておくと安心です。
室内機だけ、室外機だけでも料金は変わりますか
エアコンは室内機・室外機が1セットの料金です。どちらか一方だけの回収でも料金は変わりません。
一番安く処分する方法はどれですか
すでに取り外し済みで運搬できるなら、指定引取場所への自己搬入が最安になりやすい方法です。収集・運搬料金がかからず、リサイクル料金だけで済みます。
買取と処分はどちらを先に考えるべきですか
正常に動く新しめのエアコンなら、買取の確認が先です。処分はリサイクル料金・運搬料金・取り外し料金がかかるため、売れれば費用を抑えられます。
処分する前に、無料査定で値段だけ確認できます。
まとめ
エアコンは家電リサイクル法の対象で、廃棄処分にはリサイクル料金・収集運搬料金・取り外し費がかかります。合計で8,000円を超えることもあるため、まだ使えるかどうかを起点に考えると無駄がありません。
- 正常に動くなら、まず買取で費用を回避できないか確認する
- 買取が難しいなら、費用重視で自己搬入、手間重視で量販店や購入店の回収を選ぶ
- 無料回収をうたう無許可業者には注意する

